こんにちは。
小学生・中学生のお子さんの習い事にプログラミングはいかがでしょうか?千葉県の流山市(おおたかの森)で、子どもの習い事「プログラミング」の講師をしているさかやすです。
お子さんの習い事で、昔から人気があるのは「ピアノ」「英語」「水泳」「体操」等々。私は小学生の時は水泳を習っていて、中学生では体操部に所属していました。
最近では、インターネット・SNS・スマートフォンが急速に普及したようにデジタル化社会の進展と、学校でのプログラミング教育の必修化に伴い、習い事としての「プログラミング」。注目が集まってきています。
本日は、そんな習い事としての「プログラミング」。どのくらい注目されているのか、その注目度と学習方法について説明してきたいと思います。
プログラミング教育って注目されている?
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることが決まりました。
2020年度(平成32年度)から実施される新小学校学習指導要領においては、各教科等の特質に応じて、児童がプログラミングを体験しながらコンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施することとしました(小学校プログラミング教育の必修化)。
引用元:文部科学省
中学校では2021年。高校では2022年。順次、プログラミング教育の必修化がスタートします。このような時代背景の中、習い事としてのプログラミング教育に注目が集まっています。
こちらは、eラーニング事業やサービスを展開しているイー・ラーニング研究所のアンケート結果です。「2018年子どもに習わせたい習い事」のアンケート結果で、プログラミングがトップに浮上。
2017年話題になった習い事は「プログラミング教室」たトップに。2018年子どもにさせた習い事にも「プログラミング教室」が上昇!
⇒2017年保護者間で話題になった習い事は「プログラミング教室」がトップに。また、2018年に子どもにさせたい習い事に「プログラミング教室」が上昇。理由は「将来にためになると思ったから」と回答。
こちらは、「Q.将来お子様になってもらいたい職業は何ですか?」という設問に対する回答です。
プログラマーが、安定的な職業と言われてきた「公務員」を抜きました。また、ユーチューバーという新しい職業が露出してきたのにも注目です。
このように、プログラミングはお子さんの習い事として注目されてきています。プログラミングを学ぶことで、コンピュータのスキルはもちろんのこと、問題解決力や論理的な思考力を高めることも注目されている要因です。
プログラミングを学ぶことで得られるメリットは、「習い事にプログラミングがお薦めな理由」に記載していますので、是非ご参考にしてください。
プログラミング学習の種類
そんな注目されている子ども向けのプログラミング学習には、大きく分けると2種類あります。
1.ビジュアルプログラミングツールを使用したプログラミング学習
パソコン上でアプリケーションの制作を通じてプログラミングを学習するタイプです。有名なものとしては、以下の4つです。
- Scratch
- MoonBlock
- プログラミン
- VISCUIT
この中でどれがお薦めなのか?
世界中で広く使われていることから、利用者が多くコミュニティがしっかりしているScratchをお薦めしています。さかやすプログラミングではScratchのレッスンを行っています。
2.ロボットプログラミング
レゴのように各パーツを組み合わせてロボットを作ります。パソコン(またはタブレット)でプログラミングし、ロボットに指示出しを行い学習するタイプがロボットプログラミングです。
学習用ロボットには、たくさんの種類があります。以下のサイトに分りやすくまとめられています。ざっと10種類程です。
この中で、マインドストームEV3を実際に触ったことがあります。教育版のレゴです。各パーツを組み合わせてロボットを作ります。パソコンやタブレットでプログラミングを行い、作ったロボットに対して指示を出します。
私の4歳の娘に体験させましたが、ロボットを組み立てる過程は、飽きずに楽しんでチャレンジしていました。小さなお子さんに、プログラミングに興味を持ってもらう為のツールとしては利用価値が高いものと感じました。
ただ、ロボットの価格が5万円以上するので、価格が高いのはデメリットと感じています。
Scratch学習とロボットプログラミングのどちらを選ぶべきか?
お子さんがどちらに興味を持っているのかによって変わるかと思いますが、まずはパソコンに限定した学習「ビジュアルプログラミングツールのScratch」をお薦めします。
理由1.教室に通われる場合は、安い
ロボットプログラミングの場合は、ロボット自体が高額なため、プログラミン教室の初期費用が高く設定されているケースが多いです。また、教材をご自身で購入する場合は、定期的に高額なロボット代金が別途発生する可能性があります。
一方、パソコンでScratchを学習することは、初期費用が安く、教材費も安く抑えられているケースが多いため、価格的なメリットが高いと考えております。
理由2.どちらでもプログラミングの学習はできる
ロボットプログラミングを選択しても、プログラミングはパソコン(タブレット)で行います。そのため、両方ともプログラミングをパソコンですることに変わりはありません。
プログラミングした結果をロボットの動作で確認するのか、パソコンの画面で確認するのか、違いは出力結果の確認方法と考えて良いでしょう。
単純にプログラミングを学習するという観点で考えてみますと、大きな違いは無いです。
理由3.実務的なプログラミング言語の学習に進めやすい
将来的にプログラミングを本格的に学習する場合は、Scratchやロボットの次に学ぶものは、HTML+JavaScript+CSSといったホームページを制作するものや、Python・PHPといった本格的なプログラミング言語だと考えています。
仮に、パソコンでScratchを本格的に学習をしていれば、次のフェーズに進めやすいかな?と考えています。
まとめ
- プログラミングは、将来の役に立つと考えている方が多く注目されている
- パソコンのスキル・問題解決力・論理的思考慮力を伸ばすことが出来る
- Scratchとロボットプログラミングの2種類から選択できる
この記事を読んで「お子さんにプログラミングを体験させたい」と感じた方がいらっしゃいましたら、無料で体験できるワークショップに申込みしてみませんか?
「Scratchで、こんな事が出来るんだ!」「プログラミングって、こういうことをするんだ!」と、プログラミングを体験することで、少しでも興味を持って頂ければ嬉しい限りです。
ご興味のある方は、【おおたかの森】子どもの習い事「プログラミング」も併せてお読みいただければ幸いです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
みなさまにお会いできることを、楽しみにしております。
プログラミング講師 さかやす