こんにちは。
小学生・中学生のお子さんの習い事にプログラミングはいかがでしょうか?千葉県の流山おおたかの森で、プログラミングの講師をしているさかやすです。
前回は「子どもの習い事として注目のプログラミング。注目度と学習方法は?」という記事を投稿しました。注目されている背景にプログラミング教育の必修化があるということを書いています。
さて、そのプログラミング教育が必修化される理由を、みなさんご存知でしょうか?
- 2020年 : 小学校でプログラミング教育が必修化
- 2021年 : 中学校でプログラミング教育が必修化
- 2022年 : 高校でプログラミング教育が必修化
一番大きな理由は、成長産業であるITの人材不足だと言われています。
IT人材不足の状況
平成28年に経済産業省が公表した記事がこちらです。
参照元:経済産業省
今後の市場の見通しによって、低位・中位・高位の3種類のシナリオを設定してIT関連産業の人口調査を行った結果です。
中位シナリオで見ていきますと、現時点(2018年)では約25万人が不足している状況です。これが2030年には、約59万人までに達します。高位シナリオで見た場合は、2030年には約79万人の人手不足が発生します。
ITの人材数は、2018年には約92万人。2020年をピークに減少し、2030年には約85万人と予想されています。
つまり、2030年にはIT産業で必要とされる人数は約164万人。実際に働いている人は約85万人で、約79万人の人手が不足します。約半数が不足している状況になります。
昨今ではITに関わるニュースが多く取り上げられています。AI、ロボット、IOT、5G等々。新聞やニュースで毎日のように飛び交っている用語ですよね?ITに関わるサービスと需要は、今後確実に拡大していきます。
拡大されていく産業に人材が不足しているのは大問題ですよね。だから、この危機的な状況を打破しようと行った取り組みが、プログラミング教育の必修化となります。
現在の小学生が学習しておくべきこと「プログラミング学習」
今後の成長産業であり、且つ人材不足が見込まれているIT業界で役立つスキルを早い段階から身に着けたらどうでしょうか?
上記の経済産業省が公表した調査結果からもわかるとおり、IT業界は2018年時点で人材不足が発生しています。今後は、不足の幅が確実に拡大していきます。
現在の小学生が社会人になる2030年頃には、約半数のIT人材が足りない状況だといわれています。
早い段階で、タイピングやパソコンに関する基本的な知識・プログラミングのスキルを身に着けておけば、就職活動で困ることは無いでしょう。
また、政府では大学新入試にプログラミングの検討をしていますので、大学受験でも有利になる可能性があります。
政府は17日に開いた未来投資会議で、大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」に、プログラミングなどの情報科目を導入する方針を確認した。第4次産業革命を推進するうえで人工知能(AI)などを使いこなせるIT(情報技術)人材は不可欠。将来的な不足が見込まれており、人材の育成を急ぐ。
さらに、将来的にシステムエンジニアやプログラマーという職種につかない場合でも、プログラミングを通じて得ることのできる論理的な思考力や問題解決力は、他の職種においても役立つスキルです。
まとめ
- 2030年にはIT人材が79万人不足(予想されるIT人材の約半数)するといわれている。
- プログラミング教育の必修化は成長作業であるITの人材不足が大きな要因である。
- 早い段階でプログラミングを学んでおけば、将来の大学受験や就職活動で有利となる。
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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
みなさまにお会いできることを、楽しみにしております。
プログラミング講師 さかやす