こんにちは。
小学生・中学生の習い事にプログラミングはいかがでしょうか。流山おおたかの森でプログラミングの講師をしているさかやすです。
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されます。また、2021年からは中学校、2022年からは高校でも同様に必修化がスタートします。プログラミング教育の関心が高まってきていますが、
「そもそもプログラミングってなに?」
「プログラミングを学ぶことで、どのようなメリットがあるの?」
「プログラミングってどのように学習していくの?」
本記事では、このような疑問にお答えしていきます。
プログラミングとは
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。
引用元:Wikipedia
端的に言うと、コンピュータに対して指示出しをおこなうことをプログラミングといいます。
身近にあるもので考えてみたいと思います。エアコン・エアコン・冷蔵庫・電子レンジ・テレビ・洗濯機といった家電製品。パソコン・スマートフォン・タブレット・ゲーム機などなど、私たちは多くの電化製品に囲まれて普段生活をしています。このような電化製品には、必ずと言っていいほど誰かがプログラミングしたプログラムが埋め込まれています。
例えば、エアコンはリモコンを使って温度や開始時間をタイマーでセットすると、セットされた時間にエアコンが動き出し指定された温度になるように動作します。
スマートフォンは、着信があれば音が鳴り、画面をタップすれば、発信者と通話ができます。また、インターネットのブラウザを起動させ、検索ワードを入力すれば、ホームページの検索が出来ますね。
このような動作が実現出来ているのはプログラムのおかげです。そういったプログラムを作ることをプログラミングと言います。
プログラミングを学ぶことで身につくスキル
プログラミングの学習を通じて、身につくスキルは以下のとおりです。
①問題を解決する力
②論理的な思考力
一つ一つ解説してきます。
1.問題を解決する力を養うことが出来る
自分が作ったプログラムが、なかなか上手くいかないのがプログラミングの特徴です。私は15年近くプログラミングをしてきていますが、日々エラーとの戦いです。
例えば、プログラミングをしていると、このようなエラー画面に直面することがよくあります。
あまり気持ちのいいものではありませんね。
なぜ、エラーが発生したのか?どこに原因があるのか。どのように解決するべきか。問題を見つけて、それを解決する必要があります。
プログラミングをしていると問題が発生するシチュエーションが多くありますので、問題を解決するための良いトレーニングになります。
このように問題解決のトレーニングを繰り返し行うことにより、問題解決のスキルを養うことが可能です。
2.論理的に考える事のトレーニングになる
こちらの意図をコンピュータに正しく伝えるためには、明確な指示を順序立てて出す必要があります。
例えば、お父さん・お母さんやお友達とコミュニケーションをする際は、曖昧な表現や「云わんとすること」のような言い方でも話が通じてしまうことはありますが、
コンピュータは、そのようにはいきません。指示する順番が誤っていたり、論理的に矛盾している場合は、「エラー!」というかたちで、画面にはっきり現れます。
つまり、常に明確な指示を、順序立てて指示する必要があります。このような訓練を通して、論理的思考力を鍛えていくことが可能です。
プログラミングの学習方法
小学生・中学生の方が、はじめてプログラミングを学ぶ際は、Scratchというプログラミング環境がお薦めです。
難しそうなプログラミングコードを覚えることなく、パズルゲームのような感覚でプログラミングを学習することが出来ます。
「Scratchとは」の記事で、Scratchの特徴を分かりやすく書いていますので、是非参考にしてください。
また、千葉県の流山おおたかの森にて、プログラミングのワークショップを開催しています。
ご興味のある方は、「プログラミング・ドローンのワークショップ開催」をお読みになって下さい。
プログラミング講師 さかやす