子どもの習い事にも活かそう!目標設定(SMARTの法則)

こんにちは。

千葉県の流山市(おおたかの森)で、子どもの習い事「プログラミング」の講師をしているさかやすです。

お母さん

子どもを習い事に通わせたものの成果が出ない。

習い事をやらせても長続きしなかった。

お父さん

お母さん

自発的に学習をしてくれない。

せっかく習い事に通われているにも関わらず、「成果なし」「長続きしない」「自発的にやってくれない」

高い月謝を払っていて、こうなってしまったら悲しいですよね。

私にも言えることですが、具体的な目標が無いと成果は出にくく長続きもしません。これは、お父さん・お母さんも同様ではないでしょうか?

「とにかく英語を勉強する!」という漠然とした目標でスタートしても、「3日しか続かなかった。」「1か月で止めてしまった。」これは過去の私の体験談ですが・・・。( ;∀;)

また、「1年後に英語がペラペラになっている!」。これも、具体性に欠けますし、先が長すぎてしまい途中で諦めてしまう可能性があります。

では、どうすればいいのか?

答えは「具体的な長期目標、短期目標を立てること」だと考えています。

例えば、「私は1年後に海外留学をする!その為に、1日2時間勉強する。TOEICの点数を3ヶ月後は500点。6ヶ月後は600点。9ヶ月後は700点。そして1年後には800点を目指す!」といった具体的な目標です。

1年後は海外留学する!TOEIC800点

 

3か月後の目標(短期) : TOEIC 500点

6か月後の目標(短期) : TOEIC 600点

9か月後の目標(短期) : TOEIC 700点

 

上記のように細切れに目標を設定していくと、達成できそうな気がしますよね?

はい、そうだと思います。

最終的なゴールと、それに向けての通過点を具体的に設定しているところがポイントです。ここまで落とし込みをすると、その目標に向かって自然と頑張るんですよね。

仮に通過点(短期目標)で失敗してしまっても、リカバリ出来る可能性もあります。

今回は、このような具体的な目標を立てる方法「SMARTの法則」をご紹介していきたいと思います。ジョージ・T・ドラン氏という方が1981年に発表した法則です。

SMARTの法則

具体的である事(Specific)

SMARTの「S」は、SPECIFIC。つまり、具体的であることを意味します。目標を具体的なものにします。いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのようにして、といった5W1Hを意識すると簡単に設定出来ます。

計測できる事(Measurable)

続いて、Measurableの「M」です。計測ができること。数値目標を設定して、後から計測できるようにします。例えば、TOEICで言うところの「700点」といった点数が、これに該当します。

達成可能である事(Achievable)

Achievableの「A」。達成可能であること。自分の現在地はどこにあって、どこが妥当なゴールなのか。

現在のTOEICの点数が350点にもかかわらず、3ヶ月に800点という目標にしたとしましょう。

抜本的にやり方を変えて工夫したり、睡眠時間や学校を休んで相当努力しないと厳しいですよね?こういった無理な設定は避けましょう。

関連がある事(Relevant)

Relevantの「R」。関連があること。例えば、将来一流のプログラマーになる!という大きな目標があって、「3か月後に水泳でクロールを50mを泳げるようになる」とう目標を設定したとします。あまり関連がないですよね。

時間で縛られている事(Time-bound)

Time-Boundの「T」。時間で縛られる事。いつまでに目標を達成すればいいのか、「期限を設ける」ということです。

以上が、SMARTの法則でした。

最後に

目標を立てたら必ず振り返りしましょう。「短期目標は達成できたのか?」「達成できなかったのか?」「達成できなかった原因は、どこにあるのか?」必ず追求します。

問題を自分で発見して、自分で解決策を考えていきます。それを繰り返し行うことによって、自分で成果が出せるようになります。

子どもでも同様です。

さかやすプログラミングでは、講師がお子さんの目標設定におけるアドバイスや支援をいたします。

レッスンに通われる子には、自ら目標を設定して、自らスキルアップしていけるような子になってもらいたいと願っています。

【流山おおたかの森】子どもの習い事「プログラミング」も併せてお読みいただければ幸いです。

プログラミング講師 さかやす