こんにちは。プログラミング講師のさかやすです。
プログラミング初学者で、Python・PHP・JAVA等の本格的なプログラミング言語を独学で学習を始めた方
プログラミング初学者
と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
プログラミングって確かに難しいですよね。英数字で書かれた文字の羅列。英語が分からなかったら、まったく理解出来ません。
変数、IF文、FOR文といったプログラミングの構文。ソートや探索といったアルゴリズムを覚えなくてはなりません。場合によっては書き方の作法だって要求されます。
「独学でチャレンジしたものの、分からなさすぎて諦めたい!」
プログラミングの挫折率は90%以上と言われていますので、決して落ち込むことはありません。ただ、諦める前に是非試してもらいたいことがあります。
本記事の内容
①わからない理由でよくあるもの
②3つの対処法「スクール通い」「IT勉強会」「子ども向けのプログラミング学習ツール」
本記事では、プログラミングが分からない理由でよくあるものを説明するととともに、その対処法について解説していきます。
目次
わからない理由とは?
プログラミングが分からない理由とは、以下のような事例が多いかと思います。
動作環境の構築に失敗する
参考書を買ってプログラミング学習をはじめたものの、パソコンにプログラミングの動作環境を作ることが出来ない。つまり、プログラミング学習のスタートラインにたてていない。
環境構築って初歩的なものですが、これが出来ないとプログラミング学習をはじめることができません。
「プログラミングって楽しいのかな?」「ちょっと試してみたいだけなのに・・・」という方にとって物凄く嫌な作業ですよね。
プログラミングの構文を理解することが出来ない
変数・条件分岐・繰り返し。参考書にたくさん書かれていますが、んー、よくわからない!という方も多いかと思います。
構文はプログラミングで頻繁に使われるものとなっているため、使いこなせたいと話になりません。また、ソートや探索で使うアルゴリズムも結構難しく分かりづらいものですよね。
英語が多く使われていて分からない
プログラミングって英単語を組み合わせてコーディングしていきます。英語がまったく分からないと、先に進めない。
英語が少しわかる人にとっては理解しやすいですが、英語が分からないと理解大変ですよね。
3つの対処法
以下は私がお薦めする3つの対処法です。
プログラミングスクールに通う
結構一般的な方法だったりします。スクールに通うことで、学習内容や学習計画に関するアドバイスを受けれたり、メンター(講師)が付きますので、分からないことは何度でも質問できる環境が手に入ります。
動作環境の構築やプログラミングの構文については、質問できる人がいると学習が捗りますよね。
プログラミングスクールはたくさんありますが、特にお薦めなのはテックキャンプです。
全国に8校ある教室とオンラインの両方に対応していて、比較的自由に学習することが出来ます。通勤・通学途中、近所に教室があれば、スクールに直接通って勉強することが出来ます。教室に通うことが出来ない場合は、オンラインでも学べますので便利ですよね。
月額定額制で「学びたい放題」のサブスクリプションでサービスを提供していますので、短期間で集中して学習するのがお薦めです。3か月から6か月ほど集中して学習すれば、自力でWEBサービスの構築が出来るようになるかも?
IT勉強会に参加する
プログラミングスクールと比べたら、ややハードルが高いものにはなりますが、IT勉強会も選択肢の1つかと思います。
全国各地で様々なIT勉強会が開催されています。内容にもよりますが、料金は高くても3,000円程度と比較的リーズナブルです。
ConnpassからIT勉強会のイベントを確認したり、申し込みをすることが出来ます。
ハンズオン形式の勉強会でしたら、メンターが一緒に環境構築をしてくれたり、分からない箇所は質問が出来ますので安心です。
ただ、参加者のレベルによっては置きざりにされてしまう可能性もありますので、プログラミングスクールと比べたらハードルは高いです。
子ども向けのプログラミング環境で考え方を学ぶ
プログラミングの構文を学ぶ為にはScratchがお薦めです。子ども向けのプログラミング学習ツールとして人気が高いものになります。
環境構築の手順は、【Scratch3.0】ダウンロードとインストールの手順にまとめてありますが、物凄く簡単です!
レゴのようにブロックを組立ていくだけで、プログラミングの学習が可能です。日本語にも対応していますので、英語アレルギーの方でも問題ありません。
ビジネス上で使われているものではないため実用的なものではありませんが、変数・条件分岐(if文)・繰り返し(for文)といったプログラミングの構文を多く使うため勉強になります。
日本語で「もし・・・だったら、・・・する」といったようにプログラミング出来ますので、初学者がプログラミングの構文(考え方)を学ぶには最適な環境です。
これらの構文に慣れておくことで、本格的なプログラミング言語を学ぶ際にも理解がし易くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Python・PHP・JAVAといった本格的なプログラミング言語でプログラミング学習を始めたものの、挫折しそうな方向けに対処方法を説明してきました。
- 対処法1.プログラミングスクールに通う
- 対処法2.IT勉強会に参加する
- 対処法3.子ども向けのプログラミング環境で考え方を学ぶ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
プログラミング講師 さかやす