こんにちは。
プログラミング講師のさかやすです。
ゲームは好きだけど、勉強が嫌いな子
お母さん
お父さん
勉強嫌いな子で、ゲームが大好きな子。こんな子にピッタリな学習方法があります。プログラミング学習です。今回は、プログラミング学習について解説していきます。
目次
勉強嫌いでもOK!プログラミングはゲームの延長
プログラミング学習のスタートは、ゲームです。プログラミングして作られたゲームから学習をスタートします。
例えば、森の中でキャラクターをクリックしていくゲーム。猫をクリックすると「動き出したり」「止まったり」。ペンギンをクリックすると「ジャンプしたり」。単純なゲームですが、子ども達は喜びます。
勉強と言われると、国語や算数のように教科書や問題集を解いて学習するタイプが一般的ですよね。それが、プログラミングの学習は「ゲームをしろ!」と先生に言われます(笑)。
子ども達もその違いに驚きます!
先ずは、プログラミングに興味を持つこと。
興味を持つことで、
「こういったものを作りたい!」と目標をたてたり、
「このプログラムは、どのように作られているんだろ?」と考えたりします。
この考える行為が重要。プログラミング学習は考える力を育む学習だからです。
パソコン未経験者でもプログラミングは勉強できるのか?
プログラミング未経験者向けのビジュアルプログラミングでは知育玩具のLEGOと同じような感覚でプログラミングの勉強が出来ます。
日本語のブロックをパソコン上で組み立てるだけ。タイピングやパソコンのスキルは不要。直感的な操作「マウス」のみでプログラミング学習にチャレンジすることが出来ます。
パソコン未経験者にも易しいのがビジュアルプログラミングの特徴です。
プログラミング学習で学べる事
ゲームをして遊ぶだけでなく、プログラミングの学習を通じて「論理的思考力」「問題解決力」「創造力」を養うことが可能です。
論理的思考力
コンピュータは指示通りにしか動いてくれません。コンピュータに指示出しを行う際には論理的に考える必要があります。
誤って指示を出してしまえば、期待通りに動作しません。別の作品が出来上がってしまう時もありますし、コンピュータから「エラー!」といった形で怒られてしまうことだってあります。
子ども達は、プログラミングを通じて明確な指示を、常に順序立てて指示する必要があります。この繰り返しこそが、論理的思考力を養うためのトレーニングです。
問題解決力
プログラミングをしていると、バグ(プログラミング上の間違い)という厄介者に出会うケースが頻繁に発生します。
プログラミングは一発で上手くいくケースは少なく、必ずと言っていいほど作る過程で問題が浮上します。
発生した問題は、自ら原因を追究して対策を練る必要があります。先生は子ども達にヒントを与えることはありますが、答えは教えてくれません。
子ども自らが問題の原因と対策を考える必要があるからです。
問題解決に重要なことは、問題を発見するために「なぜ」「なぜ」を繰り返し行う「考える力」。考える力が無ければ、問題を発見して解決させることは出来ません。
子ども達はプログラミング学習で常に問題とぶつかり、自分の力で考え抜くことで問題を解決させていきます。この訓練を通じて問題解決力を養っていきます。
創造力
子どものアイディアを自由に表現できるのがプログラミング学習の長所です。ビジュアルプログラミングでは、日本語のブロックを組み立てるだけでプログラムを作れてしまいます。
子ども達が「こんなゲームを作りたいな!」と思ったものを実現できてしまいます。
例えば、モグラ叩きゲーム。モグラのデザイン(色・形)、モグラの数、出現する頻度、1回あたりの制限時間、点数など、ゲームの仕様を自由に考えて設計書を作ります。
考えた設計書をもとに、子ども達がプログラミングという形でアウトプットしていきます。お絵かきをするような感覚です。
答えがあるわけではありませんので、自由に子ども達が作品作りに取り込めます。点数等で評価することが出来るわけでもないので、本当に自由です。
自由に作りたいものを作る!
自由だからこそクリエイティブ力が求められますし、身につきます。
プログラミング学習の方法
子どもがプログラミングを学習する方法を2つご紹介します。
独学
本やインターネットを使用して独学で学習する方法です。パソコンが多少でも使えて、学習環境が整っている場合は少額でチャレンジ出来ます。
ただ、本やインターネットを閲覧していて不明な点が出てきてしまった場合に質問出来ないのが難点です。
プログラミングを無料で学べる入門講座もございます。独学でチャレンジしたい方は、是非ご覧ください。
【Scratch(スクラッチ)入門講座】
1.Scratch(スクラッチ)プログラミング!3分でスタートするための手順を解説
3.Scratch(スクラッチ)プログラミングの基本操作を解説
4.子どもウケ抜群!Scratchで背景の変更と音を加えてプログラミングにチャレンジ
6.Scratchでプログラミングのif文(条件分岐)を理解しよう
7.大人でも難しいfor文(繰り返し)!Scratchで学習すると簡単に理解できます
8.【練習問題】Scratch(スクラッチ)でプログラミングにチャレンジ!
プログラミングスクール
プログラミングスクールに通うことで、定期的に学習することになりますので、独学で勉強をするより捗ります。
特に、先生や他の友達に質問できる点が独学と比較して大きく異なります。プログラミング学習は、問題が発生するケースが多いため、先生にヒントを貰える環境がベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「勉強嫌いな子どでも、ゲームが好きな子であればプログラミングはお薦めです。」ということを解説してきました。
勉強嫌いな子どでも、楽しんで学習できるプログラミング。
- プログラミングはゲームの延長
- プログラミング学習は未経験者でも可能
- プログラミング学習で身につく3つのスキル「論理的思考力・問題解決力・創造力」
- プログラミングの学び方「独学」「プログラミングスクール」
ここまでお読みいただきありがとうございました。
プログラミング講師 さかやす